2月5日(土)
■DM作業をして、稽古。前々から稽古場にPCとプリンターがあればどんなに素敵だろうと思っていて、これは劇作家にとって、新たに書いたり、直したりしたものを、すぐに俳優に渡したいという欲でありまして、それになんというか安心感とでもいうか、まあとにかく、セットアップしたわけです。
■それで、これまでうまくいってなかったシーンを、ひたすら現場で書き進め、すぐに渡しましたよ。俳優に。いい気分。
■それもこれも、いちいちバラす必要のない、固定の稽古場があるからでして、このようにPCがセットアップできただけでなく、思った以上の効果があります。稽古というのは、もちろん本番に向けてやるのですけど、ときに遠回りをしたり、アイディアを練ったり、試したりすることも必要で、こういうエネルギーはやはり「場所」にすみつくものなんですね。昨日やったことが、その場所にとどまり、次の日に稽古場に入ったとたん、その名残りのようなものを感じ、作業(稽古)に入ることができる。つまり稽古の連続性、継続的な作業に必要なのは、やはり場所なんだなーと、そんな当たり前のことを、本当に実感できます。稽古以外の作業をする場合でも、すべてが作品に繋がるというか。

■これまでは、例えば本番前1週間だけスタジオを借りることが多かったわけですが、これだとどうも遊びの部分がなくなり、かえってプレッシャーだけが増すことも多いわけですが、比較的いろいろ試せる時期こそ、こういう環境が必要なんだと思います。
■稽古というより、稽古場に行く。行けば、なにか生まれる。そんな稽古場って、素敵ですよ、やっぱり。演劇をつくるには、場所が必要。「演出家の仕事とは劇場(場)の創造である」誰かの言葉ですけども。
■と、いろいろ書いたけど、だからこそ、いい作品にしないとな。また明日だ。
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