« May 2005 | Main | July 2005 »

近況報告

6月16日(木)

■今、9月の新作台本を執筆中です。

芝居は、フラジャイル『塔』、TEP+steps『ニッポニアニッポン』を見ました。いくつかのものをパスしてしまいました。話題の『ミリオン・ダラー・ベイビー』も見ました。

あとは、ほとんど資料を読んで、台本書いて、授業をやる日々です。

ではまた。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

韓国(清州)写真日記

05-05-26_13-46 05-05-27_12-21 05-05-30_00-18 05-05-25_18-29

  

  

 

 

 

■韓国公演の後半は、清州という場所で行いました。劇場は繁華街にある、もと映画館だった、キャパ180人の劇場です。とてもいい劇場です。

■ソウルと違って、地方都市という感じで、日本人の姿はほとんど見当たらず。韓国での生活にも徐々に慣れ、劇団員は少しの韓国語と、英語と、身振り手振りで、ご飯を食べに行ったり、買い物とかしてたみたいです。

■食堂では、こんな感じです。

ヨギヨ!(すいませーん)

イゴ ハナ ジュセヨ(これ一つください)

マシソッソヨ(おいしかったです)

■食堂の壁に貼ってある料理のポスターを指差して、イゴ ハナ ジュセヨと繰り返し叫んでいる北澤さんには笑いました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

無事に帰国しました

5月30日(月)

■2週間におよぶ韓国公演を無事に終え、宿舎を朝5時に出発、お昼過ぎに無事に成田に到着しました。ユニークポイントにとっては初の海外公演だったわけですが、それ以前に、2週間もの集団生活も、初めての経験でした。

■帰っても、すぐに仕事が待っており、まだ落ち着いて振り返る時間がありません。だから「行ってきたんだなあ」という実感がまだない状態です。でも、今この瞬間も、出会ったたくさんの演劇人が、私たちと同じようにもがきながら、演劇を創り続けているのだと思うと、私たちも頑張らなくてはと思います。もちろん、韓国料理も、町並みも、そして公演をサポートしてくれた多くの関係者の顔も忘れられません。

■清州の大学に留学しているというNさんから、メールをいただきました。ご本人に了解をもらいましたので、引用させていただきます。

清州の忠北大学に留学しているNと申します。5月29日午后3時開演の『憧憬』を観ました。全編日本語の作品を韓国で発表すること自体が非常に意欲的で、また意味の深さを感じました。

『斜陽』の背景には敗戦があり決して少なくない半島の犠牲がありました。その時代の光と影を描くには『憧憬』の内容とは直接の関係がないとしても、戦争の歴史を問うことなしには成り立たないと思います。

その意味で『憧憬』を半島の地で発表したことは、特に他国の視点から『斜陽』の全体を包む歴史と世界を問う営みにつながっていくと思います。

また私は、直治の泥酔した醜態、学生と教授の関係、教授自身の振る舞いなどから、日本のもつ野蛮さを発見しました。より正確にいうと、恐らく日本人本人たちは知らずのうちに、韓国人の目には、そういった場面のもつ日常性が卑しく見えているのです。個人的に過ぎる感想かも知れませんが、外から見られている倭国の野蛮さに気付き、恥ずかしく思いながら観ていました。

それはともかく、本題に戻って申し上げますが、『斜陽』を再構成するには、その歴史に重なる世界との対話が必要であり、その意味で『憧憬』の韓国公演は重要な一歩を踏み出したといえるでしょう。そういった試みが『斜陽』のさらなる新しい解釈を創造していくのだと思うのです。

乗り越えるべき壁は多々あると存じますが、大いに果敢といえる今回の挑戦には、日本の越えるべき課題と、その先に見える未来があったように思います。

■長くなるので、とりあえずここまでにしますが、ほんと、演劇って素敵だなと思います。素人みたいですけど。まあ、あとは、おいおい。

| | Comments (6) | TrackBack (0)

« May 2005 | Main | July 2005 »