週末の稽古の様子を書いておこう。
24日(土曜)は、午後から返し稽古だった。音響の和田くんが来たら通そうと思っていたんだけど、よく考えたらそれは日曜のことで、結局夕方まで細かく返していった。夕方、みょんの友達のTさんが稽古場に。なかなか「さあ、話そう」といって、うまくいくわけもないので、最初、僕がインタビューをすることにした。
Tさんは今、車椅子の生活をされている。本当に色々なことに真摯に答えてくれてありがたかった。
それからさらに稽古。石橋と東さんのシーンに時間がかかると思って、居残り。23時過ぎまで3人で居残り稽古をする。
最近劇団メンバーが開拓した、板橋の中華屋に30分だけ合流。終電間際の電車で帰宅。
それで25日(日曜)。午後から返し。音響の和田君が来て、16時から通し。1時間24分。ようやく作品と呼べるような質感が出てきた。
ダメを取りながら、この作品って結局なんなんだろうかって考えてみた。以外とテーマがあるようで、ないというか、意識していないんだけど必要以上に「静か」な感じがして仕方ない。また「静かな演劇」と言われてしまうのか。そんな気味悪さについて、一体なんなんだと考える。
そして気付いたんだけれども、結局、ひとりの、ある個の中に宿る不安が描かれているということだ。それは複雑で、わかりにくいものだけども、この社会で存在するために、今この作品があるのだということに気付く。
ふむ。
なるべく難しいことを、楽しく、複雑なことを明快に表現することが目標である。そのための大切な一歩となる公演になるように、あと数日、僕の中のすべての思考とエネルギーを捧げたい。
きつい稽古が続くが、俳優には、体調の維持と集中を要求したい。あきらめないこと。繰り返しそう言っている。
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