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休みながら考える

3月29日(木)

昼、新幹線で静岡の実家に。

こちらにいると、演劇からも東京からも離れることができる。もちろん、精神的に。日々の生活が、まるで山の向こうの戦火のような感じに思える。これからやらなければならないことを整理しながら、少しだけ休憩。

栃木のいじめ裁判を知る。学校側の責任をめぐり、両親は上告する予定だという。「学校の責任」。このケースだけでなく、安易に問題と責任を学校に押し付つけるべきではないのではないかと思う。

現場の教師は、少なからず不自由さを覚えるし、子供とのやりとりを子供ではなく、背後に控える保護者、さらにその先の「世間」とすることになる。ミスしないように、問題にならないように、教師の個を封印しては、言葉は子供に響かなくなる。

モノづくりの基本は、自分に嘘をつかないことである。子供はモノではないが、共通する部分もあるはず。

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ソフトバンクの思考

3月28日(水)

ソフトバンクが育児手当を手厚くするというニュース

どの組織の基盤も、結局は人材であるのは確かなのに、派遣などに代表される非正雇用の増加の問題点は、雇用する側に、この視点がないということにつきると思うわけだが、いかがだろうか。

コストばかりを優先する経営戦略は、いつか破綻する可能性がある。

そんなことを、このニュースを知って考えました。

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DVD2本

3月27日(火)

溝口健二監督『赤線地帯』と『トンマッコルへようこそ』の2本をDVDで見る。『トンマッコルへようこそ』には、韓国の「反」のメンバーも出演している。ああ、いろいろ裏話を聞きたかったなあ。『赤線地帯』は、売春禁止法(防止法?)前の、吉原を描いた名作。エピソードを丁寧に描くだけで、これだけのことが表現できるのだと、えらく感銘。さりげないラストシーンに感動。2本ともに、お勧め。

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一日を有効に使う

3月25日(日)

春休みの今は、都心に出ていく用事があると、スケジュールをまとめて入れることにしているので、その日は当然忙しくなる。

まず朝から、俳優に集まってもらい、集合写真。あいにくの雨だったので、室内で撮る。

その後は、年度末の劇団総会。それから個人面談の残り。ひとりひとりと、30分ずつ話していく、年に一度の機会。思いのほか疲れる。新しく入るものもいれば、俳優をやめるものもいる。それはそれで仕方がない。時間は流れる、永遠には続かない。それがまあ人生さ。近いうちにお知らせします。

その後、下北沢で倉迫さんと打ち合わせ。8月の舞台のことで。電車に乗って、青山円形劇場。InnocentSphereを見るのだった。

とまあこんな具合に。

帰宅後は、辛いうどん。去年の「反」の公演のとき、主宰の朴さんからもらった、韓国の鍋と、唐辛子は、我が家ですごい稼働率なのである。

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創造環境

3月23日(金)

fringeで紹介のあった2つのリンク先は、演劇業界人でない人、行政の担当官、お金持ちに、是非見てほしいと思うので、ここからもリンクをします。

急な坂スタジオのこのページ

麻布の劇場のこのページ

僕も今、アトリエというものを運営しながら、考えているところです。

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素朴な疑問

3月20日(火)

夕方、劇場で使用契約。下北沢の劇場は前金は少しで、あとはすべて最終日の精算なので大変助かるわけですが、そこは半年前までに半額入れる必要があるので、利用者する側からすれば、これはきつい。計算したら、えーっとえーっと、2回分なので、えーっと、¥757,500!これをまだなーんにも始まる前に払う必要があるのです。素朴な疑問です。他の人たちはどうしてるんだろう、こんな大金。

金融機関に払う利息を、使用者側が負担するって構図か?

いや、払いますよ。払いますけども・・・

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どう伝えるか

3月18日(日)

12時から、中野で桃唄309『トレインホッパーズ』を観る。いくつものシーンで構成される作品は、それ全体でひとつのイメージを作り上げるから面白い。ストーリーを考えはじめると、とたんに難しくなってしまう。この魅力をどう伝えることができるか、そんなことを考える。

終演後、タクシーで笹塚。劇団の新人オーディション。

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次回公演の概容

3月16日(金)

すでに速報としては発表しましたが、ユニークポイントは6月~7月にかけて、途中休演日を挟みつつ、長期間の公演を行います。公演回数などは、現在、検討しているところですが、以下現段階で考えていることです。

<制作的試み>

・リピーター割引や、ギャザリングの導入。

・宣伝方法や、チケットの販売方法の見直し、または新たな試み。

<芸術的な試み>

・アトリエセンティオにあわせた作品づくり。

・文学と演劇について、もう一度考えてみる機会にしたい。

興業でなにが面白いかって、それは、観てくれた方が誰かに薦めてくれて、その誰かがまた薦めてくれて、会期の後半にどんどん観客が増えていく、これにつきるでしょう。そのためには、いかに会期前半に観ていただくかがポイントであります。料金的に差をつけるのか、それとも別の方法を考えるのか。

それと最近は、ポスト・パフォーマンス・トークってどこも結構やってますけど、直接、観客と創り手である私たちが、酒でも軽く飲みながら作品についての感想を交わすのが一番刺激になるし、やってみたいなーと思っていて、自前のアトリエだし、退出時間もないわけですから、そういうサロン的な役割になることも願っています。

いずれにしても、まず作品を魅力あるものにしなくては、なにも始まらないことは事実です。詳細はいずれ。

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両側の視点

3月15日(木)

午前中、パソコンで確定申告の書類作り。扶養家族が2人になり、税額はかなり減った。税務署へ郵送。

午後は図書館へ。ある歴史の本を手に取ると、図書館の本にもかかわらず、著者への反論を細かい字で書き込んだものがあり、一部分だけだと思ったら、全編に渡ってそれが書いてあるのだった。書き込んだ者は、かなりの知識があることが容易にわかり、著者が「左」ならば、書き込んでいるものは「右」の者で、比較しながら読むとなかなか面白い。思わず借りて読み始めるが、いかんせん「右」の者の書き込みが手書きなので、疲れてしかたない。いやその前に、図書館の本にこんなに膨大な書き込みをすることは「いけない」ことだと教えてあげよう。面白いけどね。

さて、去年のユニークポインティバルに参加してくれた、山梨のアンドロイド・ヌード・ポーズさんが解散を決めたとブログで読んだ。『イメージの世界』を観に来てくれていたので、知っていれば色々話せたのに、ひどく残念である。ポインティバルでの作品も好評だっただけに。

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都庁で観察

3月14日(水)

10時にM高校へ。成績訂正があった場合に備えて待機。その間に、助成金の書類を仕上げる。結局一人も来ずに、都庁へ。助成金の提出。

少し早く着くとお昼休みだったので待つことに。本を読むふりをして、都庁に勤める人たちを観察してしまった。隣の机では、飯を食べながらボーリング大会の打ち合わせを10人くらいでしていた。うん、たぶんボーリング大会だと思う。そんなもん、全員でやるこたあないと思うが、微笑ましく感じる。「公平が信条ですから」

「金を貸す職業」の人たちを描いたある漫画に、市役所に勤める女に対して「いい客」と書いてあったので、なぜか公務員の人を見ると「金を貸すとしたらいい客」というイメージがあるんだよ。おかしな話だけど。

提出は5分で終わり、そのあと新宿で鳴海君と打ち合わせ。アトリエのスケジュールやら、今後のことなど。

帰宅。久しぶりにゆっくりと過ごす。

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公演が終わってから

3月13日(火)

今年の秋と、来年は、公演で韓国とのやりとりが多くなりそうなので、色々とメールで協力をお願いする。そんな中、東京都の助成金の締め切りが明日なので、書類をダウンロードして作成。明日、また都庁まで提出しに行かなくては。しっかし、去年も書いたけど、郵送でもいいことにしてくれないかな。

その他『イメージの世界』の決算やら、振込みやら。ネットで振込みが簡単になったので、とっても助かる。

3月12日(月)

M高校へ。成績を出して、PCに入力する。慎重に。意外と時間がかかる。夜、授業。久しぶり。

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「イメージの世界」終了

全13ステージ、ピンチの日もありましたが、最終日には本当に多くの方にご覧いただけて、ありがとうございました。大きなトラブルもなく本当によかったと思っています。

今、公演をやると、blogなんかに観た方が感想を書いたりして、そういうの検索して読んでますので、どうぞ色々書いてください。楽しみにしています。

もちろん中には「ちょっと待ってくれ」というのもありますが、それは気にしません。ただ、例えば以下はある編集者の人が送ってくれたメールですが、こういう問題提起は、参考になります。(勝手に引用してしまってすいません>Hさん)

しかし、台本を読んでみてもわからなかったのは、各人物の間で再三やり取りされるキャラメルの位置付けです。ラストで主人公が同棲する女性とまぐわうところに、「イメージ(虚像)」に対する「肉体」あるいは「触れ合い」のようなものを提示しようとしたのかなと思ったりしたのですが、キャラメルもまた「イメージ」への対立物として配置されたものなのかどうか。ラストシーンでは、イメージの世界から乖離された存在である耳の聴こえない青年が、イメージの世界(テレビ)を傍観しながらキャラメルを食べています。だからきっと、キャラメルは非常に重要なメタファーなんだろう感じたんですが…。

確かにあのキャラメルは、今回の作品を考える上で重要です。しかもこのメールは、まぐあうところとの対比で考えさせてくれる。つまり、キャラメルがイメージへの対立物なのか、北澤さんの役がイメージの世界から乖離された存在なのか、そこを議論すると、もっと作品は楽しめるものになることを教えてくれます。

あ、こういうを「批評」と言います。「感想」じゃなくって「批評」ね。「批判」じゃないよ、「批評」ね。演劇の「批評」ができる人、果たして何人いるんだろうか。なんか、「感想家」ばっかり目につくんだよな。もちろんいいんですけど、それで。ただ、「批評」というものは、創り手を育てるんでね、「批評家」大募集!

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明日で終わり

『イメージの世界』は明日で終わりです。お陰様で、明日はたくさん予約をいただいています。ぜひお早めにご来場ください。

私たちは明日も本番前に一回全編を通します。毎回、そうしています。俳優は体力的に限界、ギリギリですが、それに甘えず全力でやります。よろしければぜひ。

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観てもらいたい

折り返しを過ぎてからは早い。昨日はほぼ満員。本当にいろいろな人が観に来てくれてうれしい。

ユニークポイントは、作演出である僕が、総合プロデューサーも兼ねているので、どうしても興業のことは気にはなる。もちろんなるけど、今はとにかく一人でも多くの人に観てもらいたい気分なのである。芝居っていうのは、終われば消えてしまうわけで、もう二度と観られないから。

というわけで、公演はあと、

金曜 19:30

土曜 14:00と19:00

日曜 15:00

の4回です。当日券もありますんで、ぜひ。さあ下北沢OFFOFFシアターへ。

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平日2回まわし(とも言う)

今日は水曜だが、昼の公演があった。いわゆる平日マチソワ(マチネ・ソワレの2回公演を指す)である。あまりダメを出すことも少なくなってきたが、やはり昼は集中が難しいと感じる。変な台詞のミスが発生。

終了後、喫茶店へ。採点採点採点。とても一人じゃ無理だと、演出助手の宍戸にメールしてヘルプしてもらうことに。個人的な仕事に付き合ってもらって申し訳なかった。

夜。予約が少なくて、焦った。長い公演だと、こういう日が必ずあるが、それにしても・・・という数だった。ただ採点から戻ると少し増えており、当日券の方も来ていただき、ようやく形になった。

最終日、日曜が少しだけ混んできましたが、あとの回は、比較的ゆっくりご覧いただけると思います。ぜひご予約を!

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まだ観ていないあなたへ

全13ステージのうち、今日で6ステージが終わった。昨日今日と、朝からテスト監督があり、その後も劇場入り時間まで下北沢の喫茶店で採点、という一日だったため、なかなかハードなのであった。

開演前には、早回し(台詞のスピードを速め、間を詰める)で最初から最後まで通している。それをみながらダメ出しをしたり、慣れ始めた部分を変更したりしている。今日も2箇所ほど台詞をカット。そうやってギリギリまで考え続ける日々である。

今日6日(火)は、ほどよい緊張感が維持できたと思う。うーん、維持できたがな、別に維持することが目的ではないので。もう少しだ。もう少しの何かを見つけたい。公演は11日まで。さあ、下北沢OFFOFFシアターへ。待ってます。

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2日目

無事に初日を迎え、今日はマチネとソワレの2回公演でした。

今日のマチネは、開演直後に下北沢の駅前で、某政党の人たちが思いっきり拡声器で演説をはじめてしまい、まあ劇場の立地上完全な静寂はある意味あきらめているわけですが、その拡声器はそういうレベルじゃなかったわけですね、ええ。だって、演説の内容まで聴き取れるレベルですから。

劇場内でどうしようか考えていて、外にいる受付スタッフ(制作の河野です)にメールを携帯から送ろうと思ったわけですが、ちょうどそのとき途中入場のお客がお一人いらしたので、入れ替わるように外へ出ました。

階段を下りていき、その某政党の人に「ちょっと待ってくれ」と言うと、「何時までですか」と聞かれたので、「今すぐやめろ」と下北沢の駅前で、久しぶりに大声でキレてしまいました。劇場のスタッフがすでに走ってくれていたことも知らず、普段温厚で評判なので、そんな姿を見られて少し格好悪かったかなあと反省してます。

まあでも、そんなときにキレることができるのは、自分しかいないわけですから。もう、そりゃ言うさ。でも、某政党の人には申し訳なかったなあ。でも絶対に票は入れません。死ぬまで入れるつもりは、今のところありません。

別の見方をすれば、本当に『イメージの世界』という作品に、エネルギーを注いでいるっていうことで、この僕が怒鳴ってまでご覧いただきたい、そんな作品になりつつあります。もう絶対に見に来ること。来週日曜11日まで。

下北沢OFF・OFFシアターです。上演時間は1時間15分。

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